いわゆる『背水の陣』ってやつ?

~まえがき~

更新頻度がまた落ちてしまって申し訳ないです…

学生はこの時期忙しくて、ブログどころかキューブすらまともに触ってなかったりします。トリコンすらまともに参加しなくなってしまったの末期ですね。

 

少し前の話ですが、Twitterで挑戦してみてほしいキューブのリクエストを募集しました。

 

これはノリと勢いでやったのではなく、ちゃんと理由がありまして…

TORIBOストアでキューブを眺めながら「面白そうだなぁ」とか「今度買おう」とか色々考えてるんですけど、一部のパズルは「面白そうだけど難しそうだから、もう少し自力つけてから挑戦したいな…今はパスで…」みたいな感じで難しそうなやつは避けていました。

 

このままじゃダメだということで、他人にリクエストしてもらう形で挑戦したら逃げられないという自らを追い込むことで挑戦してみようという計画です。

 

お陰様で新しく3つのキューブに挑戦することになりました。

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先に断っておきますが、今回の記事はあくまでも「こんな事があったよ~」っていう日記的なもので解法解説の記事ではありません

もし「解法解説が欲しい!」という人がいたら遠慮なく言ってください。その時は別途で解説記事を書こうと思います。

 

 

~Directional Cube~

リンクに貼っている方はもう販売終了になっていますが、TORIBOステッカーが単体で販売されていたので購入。

ここだけの小話ですが、

 

購入時に数量を間違えて1枚しか注文していないことをメールを見て知る

数量を6に変更できないかとTORIBOにメール

差額をPayPalで支払うようTORIBOからのメール

PayPalを使ったことがないのでポイントから差額分を払えないかとメール

TORIBOポイントで支払い

 

という事がありまして…

TORIBOさん…お手数とご迷惑をおかけしました…本当にありがとうございます。

そんなわけで、皆さんも何かあった時のためにポイントは残しておいたほうが良いですよ。 注文確定する前にちゃんと確認しましょうね。

 

なんやかんやあって手に入れたDirectional Cube、購入したのはステッカーのみなので適当なキューブに貼る必要があります。Sheng ShouのLegendが余っていたのでそちらに貼り付け。

 

ステッカーも貼り終わり、いざ挑戦。

 

スクランブルすると、どの面がどの向きか分からなくなりそう…とか色々考えていましたが、そもそもステッカーを貼る段階で展開図とにらめっこしすぎて各面の模様の向きを覚えてしまいました。

2点交換・単体EOCOパリティは特に問題なかったのですが、センターの90°回転パリティ解消にちょっと苦戦…

回してる内にどこを揃えているのか分からなくなったりで疲れました…

なんやかんやで完成。

 

~Latch Cube~

さて、こいつが思いの外時間がかかったんですよねぇ…

「エッジを揃えてしまえば後はコーナーはコミュテーターで揃えて終わり。」

とか思ってた時期が私にもありました。

 

まぁ、そのエッジが揃わないんですよね。いや、本当に難しいんですよ…

回転制限系を私が全く触っていないのもありますが…思うように動きません。

 

男は黙って L B L !

結局、カッコつけてコミュテーター使うよりラッキーパターンが来ることを信じてLBLにしました。

 

なんやかんやでF2Lまで完成(※ここまで丸一日かかってます)

あとはLLですね。

今更後悔しても遅いですが、解いてる途中の写真を一切撮ってないので記憶を頼りに書いていきます。

たしかF2Lが終わった段階でsuneが残っていて、AUFをして回せそうな場所を見つけて R U R' U R U2 R' をやったらGcが残りました。

 

こ こ か ら が 地 獄 。

 

ここでGc回せたら楽だったんですけどね…現実はそう上手くいきません…

Lach Cubeは面によって回転の向きが変わるので、同じ手順でもAUF次第で4種類あり、AUFによって回せたり逆に回せなくなったりします。そのため、1つ手順が使えるかを実行するのも4倍の労力がかかる訳です。

別のOLLを組み合わせてLLのパターンを変えたり、AlgDbで使えそうな手順を模索し、最終的にはCube Explorerで手順探索もしました。(泣)

疲れました。もうやりたくないです。

これで攻略として扱うのは違う気がするので、気が向いたら(時間がある時に)ちゃんと手順開拓します。

誰か手伝って…

 

~Double Crazy Cube~

今回挑戦した中で一番時間がかかったのがこのmf8 Double Crazy Cubeです。

Crazy系本当に苦手なんですよ…単に触ってないだけですが。

 

唯一と言って良いCrazy系で攻略済みなのがWitEdenのSuper 3x3x3ぐらいですね。

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これはUD面の動きが同じなので扱いやすかったですが、今回のDouble Crazy Cubeはそう上手くいきません。

 

詳しくはTORIBOさんの商品紹介ページを見るのが早いと思います。

UD面、LR面、FB面それぞれのサークルの挙動が違うため非常にややこしいです。

どの面がどのサークルの動きになるかは個体差があるそうです。幸い私が買ったやつはTORIBOさんの商品紹介ページに書かれている挙動と面の色が一致していました。

 

さっそくスクランブル!……の前に、揃ってる内に色々良い手順がないか探してみます。

 

どんなキューブパズルでも、一定の手順を何度も繰り返すと必ずいつかは元の状態に戻ってきます(途中で回転制限に邪魔されない限り)。元の状態に戻ってくるまでに必要な繰り返す回数は、各パーツのサイクルの最小公倍数になります。

例として3x3x3を挙げると、R U R' U' という手順はエッジのサイクルが3、コーナーのサイクルが6なので、R U R' U' を6回繰り返すと元の状態に戻るということです。

 

では、もし R U R' U' を3回だけ行うとどうなるでしょうか?

日頃からキューブを舐め回すように触ってる皆さんなら簡単ですよね?

エッジだけが揃ったまま、コーナーだけが動いているはずです。

あとはこれにインターチェンジでDをつけると、

[(R U R' U')×3, D]

はい、これで URF DRF DFL の脳筋3-Styleの完成です。

スピードキューブならまだしも、別にタイムを計ってない変態キューブのコミュテーターなんて極論こんなやつでも十分です。

 

とりあえず規則的な動きを試してみて、上手いことパーツが単離したらコミュテーターに落とし込む。結局どれも同じなんですよ。

↑手順を模索している様子

 

そうやって手順を模索している内に、逆手順しくじって戻せなくなるまでがオチなんですけどね()

諦めてスクランブルしましょう。

 

どういった手順を使ったのか、思考過程等も書きたいですが、めちゃくちゃ面白いパズルなのでネタバレ防止のためにもあえてここでは言及しないことにします。

本当に楽しかったのでマジで買ってみて欲しいです。これの解法をネタバレしてしまうのは勿体なさすぎるっ…

 

気が向いたら個別で記事にするかも…?

 

 

品質もmf8のパズルにしては中々良好で、パズル愛好家の皆さんに是非オススメしたいです。

 

~さいごに~

結局、「こんな記事誰が読むんだ」っていう自己満足記事になりましたね…

まぁ良いじゃないですか(開き直り)。ブログなんて所詮そんなもんですよ。

 

(私が予定通りに動くかは分かりませんが、)次回の記事は先日買ったAstrominxに挑戦した記事でも書こうと思います。(まだ届いてないけど)

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これマジで欲しかったんですよね…

個人制作でしか手に入らないはずだったパズルが、こうして企業の目に止まって商品化されるのは嬉しい限りです。 いいぞもっとやれ

 

私としては、NathanWilsonさんのキューブが企業から量産・販売してくれたら本望です。

mf8さん、よろしくおねがいします()

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