FreeFOPとLLの中継ぎ手順について

前回の記事はRouxとFreeFOPについて書きました。

が、自分で言うのもアレですが、あの手順表を覚えてもあまり利点は無いように感じています。

うえしゅうさんからのTwitterでのコメントがあったように、普通にF2Lした後にDFエッジをM' U M等で入れてもそんなに大差無いのが現状です。

あの手順表を完璧にこなしても、良くて4~5手削減できる程度なのでめちゃくちゃコスパ悪かったりします。

逆に言えば、普通に処理すると手数が多すぎるパターンをテンプレート化したらもう少し実用性が出るのではと考えました。

 

DFエッジEO

Badcaseの一番分かりやすい例としてDFエッジのEOですね。

普通に揃えようとすると、

  1. F2L手順でDRFコーナーとRFエッジを揃える
  2. M' U M U' M' U2 M等でDFエッジを合わせる

となるので、M系を1手としてカウントしても通常のF2L + 7手となる訳です。Mを2手とすると、+11手となります*1。これは見過ごせないですね。

 

ということで各F2Lについて手順表を作ってみましょう。

F2L 画像 手順 コメント

1

I2

M2 U R U' Rw' U M 前回の記事のI2FDと同じ

2

I1

Rw U Rw' U' M' U2 M 前回の記事のI1FDと同じ

3

T2

U2 M' U' M U Rw U2 Rw' 前回の記事のT2FDと同じ

4

T1

U2 M' U M' F' U F M2 前回の記事のT1FDと同じ

5

Q2

M U2 Rw U' M2 U' Rw' U' M  

6

Q1

M' U' M U Rw U2 M U' R'  

7

S2

M2 U' M U2 Rw U' Rw' U M  

8

S1

Rw U2 M U' M' U M U' R'  

9

R2

U2 M' U2 M U Rw U' Rw'

U2 Rw U2 M U M' U' Rw'

でも可

10

R1

R U M' U' M U M' R' U2 M  

11

J2

U M' U' M U Rw U2 M U R'  

12

J1

U2 M' U2 M R U M' R' U' M 7、8手目のM' R'は順不同

13

L2

M' U2 M U' Rw U' R' U M

M U2 M U' Rw U2 M2 U Rw'

でも可

14

L1

U' M' U M R U' M' U2 Rw'  

15

K2

U2 Rw U M U' M' U2 Rw' U2 M' U M U' Rw U2 Rw'

16

K1

M' U M U' Rw U2 M U' R'  

17

N2

Rw U2 Rw' U' R U M' R' U M 7、8手目のM' R'は順不同

18

N1

U Rw U2 Rw' U2 R U M' U Rw'  

19

U2

Rw U2 R' U' R M U' M' U2 Rw' 5、6手目のR Mは順不同

20

U1

R U M' U2 M U' R' U' Rw U Rw'  

21

V1

M' Rw U' R' U2 R U Rw' U M  

22

V2

U M' U M' R2 U2 R' U' R U' Rw2

Fに抵抗が無いなら

U M' U F' Rw U' Rw' F2 M

23

M1

 

M' Rw U' Rw' U2 Rw U Rw' U M  

24

M2

U Rw U2 Rw' U Rw U' Rw'  

25

A2

U' Rw U' M U M2 Rw' U2 M M' U2 M U Rw U' M U R'

26

A1

M' U2 M R U M' U' Rw'  

27

E2

Rw U' Rw' U R U M' U2 Rw'  

28

E1

M2 R U R' U' M R U Rw'

Fに抵抗が無いなら

M' F R' F' R2 U Rw'

29

F2

 

U' M2 U' R U' R' U M R U' Rw' カス

30

F1

Rw U M2 Rw' U' R U R' U M2

Rw U2 M U' M2 Rw' U' R U Rw'

でも可

31

B1

Rw U2 Rw' U' Rw U R' U M  

32

B2

Rw2 U R2 U R2 U2 M R2 U' M  

33

G2

U Rw U M U' M' U' R' U' M  

34

G1

R U' M' U M U' M' U2 Rw'  

35

H2

U2 Rw U2 M U' M' U Rw'  

36

H1

Rw U' M' U' M2 U' Rw' U2 M'

Rw U M U' M' U2 M U' R'

でも可

37

A0

Rw U M2 U2 M U' M' U2 M' R'  

38

C2

R U' Rw' U2 Rw U' M2 U' Rw' U' M これ一つの手順見つけるのにゲロほど時間かかった。許さん。

39

C1

M' U R U2 Rw U R' U R U2 Rw2  

40

D2

R U M' U2 M R' U Rw U' Rw'  

41

D1

Rw U Rw' U' Rw U2 M U' R'  

 

んー、覚えたら便利だとは思うんですけど、覚える優先度は低いですね。LS系手順ならやっぱりVLSとかの方がよっぽど実用的かと思います。脳のキャパと時間に余裕がある人なら覚えてみても良いかもしれません。

Fや持ち替えをしたくないのでRUM系に絞った結果、似たような手順が多く覚えにくくなっているのもマイナスポイントですね。

私は覚える気がないので手順表を作るだけ作って終わりですが、誰かこの手順表を有効活用してくれたら嬉しいです。

*1:R L' U2 R2 L2 F' R L' U F2等を使えば10手

RouxとCFOPの中間を担う解法について考えるつもりだった

まえがき

こんにちは、@Pyraminx_tanocです。

 

今回の記事は、私としては珍しく(というか初めて)3x3x3のスピード解法についての話です。

sub10すらしてない弱小キューバーの戯言だと思ってください。

 

先に断っておきますが、この記事は実践的な解法としてではなく、「こういう事できたらロマンあるなぁ」みたいなノリと勢いで書いてます。

 

 

Rouxって良いよね…って話

突然なんですけど、Rouxって凄くないですか?

私が最初にRouxを知った時は、「あーそういう解法もあるのね」程度にしか考えていなかったのですが、詳しく調べてM列を上手く使いEOを解消することで持ち替えをしないと知った時は感動しましたよ。

え?しなかった?アッハイ…

 

前世でキューブの持ち替えに殺された私としてはF2Lの持ち替えやF面の回転は極力避けたかったので、Rouxは革命的な解法とも言えます。(早いとは言ってない)

 

ただ、そこで問題がありまして…

MU系手順苦手なんですよ…特にM2ダブルトリガー…

M2する時は左右の薬指で1回ずつ弾いて誤魔化していますが、その後のU面のダブルトリガーとかで指が足りなくなるのでRouxのLSEが絶望的に下手くそです。

 

Hパームとか皆さんにとってはラッキーかもしれませんが、ダブルトリガー苦手民にとってはアンラッキーなんですよ…

 

Roux練習するようになってから少しは改善しましたが、やはりぎこちないですね。

もうなんでRoux練習してるんだよとツッコまれても文句言えません。

 

 

じゃあM列回さなければ良いじゃん(?)

 

「何言ってんだよ!M列回してこそのRouxだろ!」と思い石を投げつけようと振りかぶってる皆さん、とりあえず落ち着いてください。一日千回感謝のTパームやるので許してください。

 

RouxってM列を全体的に多用するイメージですが、実際M列を使うのはEOとかLSEがメインでF2B(とCMLL)はRw等の2層回しでのM列回転が多いです。

 

つまり、

  1. F2BをRouxの自由度の高さを活かして作り、SBの最後のタイミングで上手いことDF・DBエッジも合わせる
  2. LLをCFOPと同じ要領で解く

こうすることでM列苦手な私でもRouxのうま味だけ楽しめるのでは?…と考えた訳です。

 

「これ先駆者いるだろうなぁ」って調べてみたら似た解法が一応ありました。

ZBRouxって言うのがあるらしいですね。

www.speedsolving.com

私との相違点として

  • F2Bを作った後にEOを合わせつつDF・DBエッジを合わせる
  • 十字OLLになるのでZBLLを使って揃える

といった解法らしいです。

SBを作りながらDF・DBを合わせる私の場合は全てのOLLが出る可能性がありますが、ZBRouxだとEOも合わせるので十字OLLしか出ないようです。その分、ZBLLを覚えていないとその良さが引き出せないみたいですね。

 

LLのステップを2段階にする分、EO手順が無いので上手いことやればどっこいどっこいな所まで持っていけるかもしれません。

 

手順とか

実際に使う手順云々の前に、パターン数が現実的な数なのかを確認しましょう。

まず、SBの最後に残りうるF2L(?)は、私の計算が間違っていなければ65種類あります。(AUFで同じ形にできるのは1パターンとして扱う場合)

更にDF・DBエッジにも今回は着目しているので(132パターン)、組み合わせは8580通りとなります。( 'ω')………は?(困惑)

 

あっやめて!だから石投げないでってば!

 

いいですか?落ち着いて聞いてください。

F2Lで65パターンと話しましたが、全てのF2Lは一度 I型かT型に帰着させてからスロットインするのがセオリーです。つまり、全パターンのF2Lで網羅しなくても、IT化した後だけに絞った手順だけでも良いんですよ。

とりあえず今は I型に絞って考えていこうと思います。

 

じゃあ I型F2Lに絞ったら何種類なんだよって話ですよね。

DF・DBエッジの配置が132通り、I型F2Lが2通りなので264通りですね。

やった!結構減ったね!!

 

………………いや、ZBLL覚えたほうが絶対有用でしょこれ…

だから石投げないでってば!

 

悔しいですがもう少し絞りましょうか…

DF・DBエッジの組み合わせが多いのが厄介なので、DBエッジはすでに正しい場所に入っているパターンのみ考えようと思います。

これなら20通りで済みます。一気に減りましたね。

 

ということで、かなり条件は絞りましたが手順表を作ってみましょう。

 

I2型F2L
DFエッジの位置 画像 手順 コメント
DF

U R U' R 普通にスロットイン
FD

M2 U R U' Rw' U M

Fに抵抗が無いなら

M' R' F R F' U M

RF

U2 Rw U2 R' U' M

 
FR

U R U M' U2 Rw'  
UF

M' U2 M R U2 R'

M' U2 Mでエッジを入れた後に普通にスロットインするだけ

FU

U M' U' M F' U' F

F使いたくない人は

U R U' R' U' M' U M

UL

U' F' U' F Rw U2 Rw'

F使いたくない人は

U R U' R' U' M' U2

LU

U2 Rw U2 R' U M

 

UB

U2 Rw U2 Rw' これ好き
BU

U R U' M' R' U M スロットインしたあとエッジを合わせるだけ
I1型F2L
DFエッジの位置 画像 手順 コメント
DF

F R' F' R 普通にスロットイン
FD

Rw U Rw' U' M' U2 M スロットインしたあとエッジを合わせるだけ
RF

Rw U Rw' これ好き
FR

U' M' F' U F U' M

F使いたくない人は

M' U' M' U R U R' U2 M2

UR

Rw U Rw' U M' U2 スロットインしたあとエッジを合わせるだけ
RU

Rw U R' U M スロットインしたあとエッジを合わせるだけ
UL

U' F U F2 U' F'

F使いたくない人は

Rw U Rw' U' M' U M

LU

Rw U R' U2 M  
UB

U2 F U2 F2 U2 F'

(y' 持ち替えでU2 R U2 R2 U2 R')

F使いたくない人は

M' R U M U2 M' U2 Rw'

BU

Rw U Rw' U' M' U' M スロットインしたあとエッジを合わせるだけ

 

実際に回してみた人なら分かると思いますが、I型F2Lに帰着したあと、M列を回してセンターの位置関係を合わせる必要があります。なんか余計な手間増えたな…

 

ちょっと待て……

えー皆さんが思ってることを代弁しましょう。

 

これただのFreeFOPじゃん!

 

そうなんですよ…パターンが多すぎるが故に状況を絞り過ぎたらBBとやってること同じになりました。

しかも、持ち替えしたくないのであればZZ methodとかいう上位互換がいます。しかもZZはOLLで十字OLLしか出ないというおまけ付き!もう私の出る幕ないです。

 

「じゃあこの記事は結局何の話だったんだよ!」ってなりますよね…

ですが、あの手順表は無駄だったかと聞かれると意外とそうでもなさそうです。

 

最初はRouxでの活用を目的として開拓しましたが結果的にFreeFOPとなってしまった以上はFreeFOPで活用しましょう。

 

私もF2Lのペアを維持するために何度かFreeFOPを即席で挑戦してみたことがあるのですが、蛇足な動きが多くなったりしてイマイチ使いこなせていませんでした。そこで、前述の手順表等の簡単なパターンはある程度暗記することでFreeFOPの敷居を下げられないかと考えています。

 

もしこれ実践でスッって使えたらめちゃくちゃ格好いいと思いません?

大会とかオフ会でこれの裏F2L版とかドヤ顔で使ってみたくないですか?

裏でも使えるようにRU系全般になるように手順厳選したんですよ!褒めてください!

 

使うかは分かりませんが、万が一クロスがミスっているのに途中で気付いた場合でも、これでリカバリーできるかもしれません…

 

そういうわけで、先程割愛したT型F2Lや他のパターンについても考えてみましょうか。

T1型F2L
DFエッジの位置 画像 手順 コメント
DF

R U R' U 普通にスロットイン
FD

U2 M' U M' F' U F M2 Fあるから好きじゃないし、Rw使っても良い手順が見つからない。カス。
RF

U M' U' R U Rw'

これ好き
FR

R U M' R' U2 M  
UR

R U2 R' U Rw U2 Rw'

 R U R' U M' U2 M

でも可

RU

R U M' R' U M

 

UF

 R U R' U' M' U2 M  
FU

 R U M' R' U' M

 

UL

R U' M' U2 Rw'  これ好き
LU

R U R' U M' U M  

 

T2型F2L
DFエッジの位置 画像 手順 コメント
DF

F' U' F U

(y持ち替えL' U' L Uでいいと思う)

普通にスロットイン
FD

U2 M' U' M U Rw U2 Rw'

Fに抵抗が無いなら

M2 F' U' F M U' M

RF

U R U2 M' U R' U2 M

Fに抵抗が無いなら

F' U' F U M' U2 M

FR

M' F' U' F U M Fあるから好きじゃないし、Rw使っても良い手順が見つからない。カス。
UR

M2 F' U' F M2

U D2 M U M' D2 Rw F2 Rw'

とかあるけど長いからオススメはしない

RU

M' U M R U' R'

M' U MでDBエッジを入れつつ、I型に帰着

UF

F' U' F M' U2 M  
FU

U R U2 M' U Rw'

U' M' U2 R U' Rw'

とか
U' M' U' R U2 Rw'

でも可

UB

M F2 M' F U' F  
BU

U' M' U' M R U2 R'

Fに抵抗が無いなら

F' U' F M' U' M

 

DFRコーナーとDFエッジがペアになってるとき

RFエッジの位置で場合分けします

RFエッジの位置 画像 手順 コメント
DF

 U Rw U' Rw'  これ好き
FD

 U' M' U M F' U' F  
RF

U' Rw U' R' U2 R U' Rw'

長い
FR

 U2 R U M' U Rw'  
UR

U M' U2 M U2 Rw U' Rw'

長い

RU

U M' U' M F' U' F

 I2型FUと同じ

UL

U R U2 M' U Rw'

T2型FUと同じ

LU

U' R U M' U R' U' R U2 Rw'

長い

UB

 F2 M' U M U' F U' F

F使いたくない人は 

U' R U' M' R' U' R U2 Rw'

とかあるけど長い

BU

M' U' M U' Rw U2 Rw'  

 

DFエッジの位置 画像 手順 コメント
DF

U' F U2 F' U2 F' 多分持ち替えた方が良い 
FD

U2 Rw2 U2 R' U' R U' Rw2 長い
RF

Rw2 U R2 U R2 U2 Rw2

 
FR

 U Rw U2 Rw' F' U' F

U Rw U2 Rw' y L' U' L

持ち替え挟んだ方が回しやすいかも

UF

y U L U L2 U' L2 U' L

本当は持ち替えしたくなかった。良い手順あったら教えてください。

FU

M' F' L' U2 Rw U M x'

意地でもF使いたくない人向け

U R U L' U' L U' M' Rw' U2

 

UL

 U' F' U2 F L F L'

 

LU

L U F' U' F' L'

意地でもF使いたくない人向け第二弾

U2 R U R' U2 M' R U2 Rw'

UB

U2 F' U' F Rw U Rw'

U M' U R U R' U M R U' R'

一応置いとくけど、長いから使わなそう。

BU

U R U2 R' U2 Rw U2 Rw' 長い

「これ間違ってない?」とか「この手順もっと良いのがあるよ!」等の訂正は随時募集中です。ご意見お待ちしております。

 

 

こうやって並べてみると実用性ありそうな気がしてきませんか?

私の先読み力では、これらの手順の良さを最大限に引き出せそうにないので、この手順表が実用的かどうかの判断は私なんかより断然早いキューバーの方々に委ねます。

 

さいごに

あくまでもこの手順表は、FreeFOPのLLとの繋がりをスムーズにする手順なので、FreeFOPの醍醐味である『自由度の高いBB』については触れていません。

FreeFOPを極めたい場合は、こういった中継ぎの手順を覚えるのではなく、まず最初にBBの練習をするべきだと思っています。この手順表は、『OLL覚えた人が、PLLとの繋がりをスムーズにするためにCP読みを練習する』のと同じで、前段階のステップがある程度できていないと、その真価が発揮できないのではないかと考えています。

結果的にCFOPやRouxのコスパに勝ることは無いかと思いますが、上級者の方でこれらの手順を有効活用してくれる方がいたら嬉しい限りです。

 

追記

この記事はアドカレに投稿しようかと考えていたのですが、Twitterで他の方の意見を伺ったところ、うえしゅうさんから早く読みたいとの意見を頂いたので爆速で書き上げました。

あのうえしゅうさんから直々に読みたいと言われてしまった以上は恥ずかしい記事は出せないと改めて感じたので、当初はI型F2L(20パターン)の手順表しかなかったのですが結構な数を追加してたりします。

 

報告(?)

少々緊急でこの記事を書いてたりします。

単刀直入に言うと、愛用していたCurvy Starminxが死にました()

 

まだ詳しくは分かっていないんですけど、緩んじゃいけないネジが緩んでしまったみたいです。

コーナーパーツを支えるネジなんですけど、このネジはコアの内側から外側に向かって出ており、そのネジに刺さるようにしてコーナーパーツが支えられています。

先日ソルブ中にPOPさせてしまい、そのネジが緩んでしまった訳ですよ…

 

一見直ったようにみえても、コーナーが緩すぎてすぐにPOPしてしまいます。これではタイム計測どころではありませんね…

 

多分、直せないことはないです。多分……

一度コアまで分解して緩んだネジを締め直せば大丈夫だと思うんですよ。(無謀)

 

新しく買うのが無難なんですかね?

全く同じパズルをもう一つ買うのも気が引けるので、同じ構造で見た目の違うパズルを買ってみることにしました。

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パーツの区別が変わったりしていないので、Curvy Starminxを使おうがこちらを使おうが競技としての有利不利は無いと思います。思ってました(過去形)。

DIYパズルなので自分で組み立てないといけないのは面倒ですね。

 

ということで購入からの組み立て…

 

何してんだこの人↑

 

DIY系は組み立てが面倒そうで買うのを躊躇していましたが、いざやってみると結構楽しいですね。また機会があればVery PuzzleのDIYシリーズも揃えてみようかな…

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えー、一応完成したのですが、ちょっと失敗したかもしれないです。

ネジの締め具合が甘かったのか、Curvy StarminxよりPOPします…何のために買ったんだよ

 

ただ回転はめちゃくちゃ軽いです。潤滑剤を一切入れなくてもスルスル回ります。

時間があるときに一度分解してネジを締め直しときましょうかね。

 

あと一つ誤算だったのが、ステッカーに模様がついているのでセンターに向きの区別がついたり、インナーパーツも位置が決まってしまうんですよね。うーん…これでは従来通りには使えないかなぁ…

 

いずれにせよCurvy Starminxのタイムアタックはもうしばらく出来ないですね。

新しく買うか、直すか検討しときます。

 

Astrominx

~まえがき~

またやってきました。Pyraminx_tanocです。

今回こそAstrominxの記事を書きます。

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~解く前に~

まずはパズルとしてのレビューとか諸々を書きましょうか。

回転の具合は結構良さげです。もちろん、競技用キューブほど軽くはないですが、正二十面体ディープカットでこれだけのパーツ数があると考えると十分及第点というレベルです。

Radiolarianの記事でも触れましたが、時計回りでしか回転出来ないなんてこともありませんでした。

配色はRadiolarianと同じでした。今回は正二十面体パズルの配色を知らないものとして解き進めますが、Radiolarianを持ってる人は配色を確認しながら解くことも可能なようです。

 

~揃えていく~

TORIBOストアのレビューでも触れましたが、AstrominxとStarminxⅡは内部構造が同じとなので、ほとんどの手順が流用出来ます。

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Astrominx StarminxⅡ
コーナー センター
インナー インナー
エッジ エッジ

つまりStarminxⅡ(Curvy Starminx)が解けたらこのAstrominxも解ける訳ですよ。

 

 

…で、そのままStarminxⅡと同じように解けるかと言われるとNOなんですけどね。

 

まず、StarminxⅡでセンターだったパーツがAstrominxではコーナーになっているので、COも調節してあげる必要があります。また、Astrominxはコーナーターンパズルなので単体COも発生します。

厳密に言えば、コーナーの周りのパーツがずれているイメージですかね。ピラミンクスで R U' R' U' R U' R' U' をすると、コーナーだけが回転したように見えますが実際は周りのエッジパーツの3点交換によって単体COに見えるというものです。ピラミンスク系やMosaic CubeBauhinia DodecahedronⅡ等のコーナーターンパズルでよく見られるパリティです。

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一応、エッジ→コーナーの順番でも揃いますが、単体COが発生した時が面倒なので、可能な限りコーナーから先に揃えたいですね。もちろんコーナーを先に揃えるのは配色を確認しやすくするためでもあります。

そうなると、StarminxⅡのエッジ交換手順はセンターが動くのでそのまま使えなくなりますね。

 

まぁ、そんなに難しく考える必要ないです。

StarminxⅡでは、R' L R L' でエッジ3点交換になりますが、(R' L R L')×10 でセンターに影響を与えないエッジの3点交換になります。(脳筋)

 

そんなこんなでコーナーとエッジを揃えました。(3分クッキングもびっくりの割愛ソルブ)

 

 

ここまで来たら、あとはStarminxⅡ(Curvy Starminx)のインナーと全く同じです。

Curvy Starminxでスピード競技やってる私からしてみたらヌルゲーも同然でs………あれ?

セットアップ難しくない?

 

理屈では分かってても、形状が変わるとこんなに混乱するもんなんですね。

ちなみにCurvy Starminxは3つの面でインナーが移動する3点交換でしたが、Astrominxは3点交換で動くインナーの内2つが同じ面上なので、実質2cycleで揃えることが出来ます。そういう点では結構簡単だったのかもしれません。

 

 

セットアップが難しく感じたのも最初の数回で、後半はだいぶ慣れて特に悩むことなくセットアップ出来ていました。

Curvy Starminxのスピード解法の記事でも触れましたがセットアップは最大でも2手であることを前提知識として持っていたので*1、無駄な動きが少なかった分、逆セットアップの事故は一切ありませんでした。

 

~あとがき~

やっぱり正二十面体パズルって良いですね。

正十二面体パズルで使ってた手順を上手く落とし込めると、「あぁ~^パズル解いてるなぁ~^」ってなります。

 

これにてmf8の正二十面体パズルで未攻略なのはIcosaixIcosamateの2種類となりました。

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IcosaixはRadiorarianの小エッジが無いだけなので、持ってないですがもう攻略済みとして扱っても良いのでしょうか…?むしろ、コーナーが単体で回転するのでそれ以上に簡単な気もしますが…

Icosamateは、今回のAstrominxと同じ要領でコーナーを揃えて、Curvy Starminxのコーナーにあたるインナーを揃えて終わりですかね? ただ、Curvy Starminxのコーナー交換手順で良いのが見つかっていないので、その辺は予習が必要そうです。

そもそも、再入荷されないことには始まりませんね、気長に待つとしましょう。

Icosamateに関しては、内部構造が同じPentultimateで代用しても良いかもしれません。

Astrominx考案者のMaruyama KさんもPentaltimateを改造して自作でIcosamateを作ったようです。

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私も3Dプリンタを使って色々キューブを作ってみたいのですが、3Dモデリングの技術も知識も皆無なので、結局企業が量産してくれるのを待ちそうですね。

 

また面白いキューブを買ったら気分次第で書くと思うので、次の記事も気長に待っててくれたら幸いです。

 

 

*1:正確には3手セットアップがありますが、Astrominxでは同面の同色インナー3点交換になるので使いません

WCAパズルから学ぶ変態キューブの極意

~まえがき~

Pyraminx_tanocです。

過去の記事を振り返ると『そのキューブを持っていないと意味が分からない記事』ばかり投稿していたことに気付きました。(遅い)

 

かと言ってWCAスピード競技に関して私が書けることなんて無いので結局変態寄りになりますが…

ということで、キューブやってる人なら持っているであろうWCAパズルから変態キューバーがどんなことを考えているのか、その鱗片をちょっとした問題形式で体験してもらえたらなとこの記事を書いた次第です。

手順を覚えて揃える世界から少し離れて、パズルとしてのキューブの観点から楽しんでもらえたらなと思います。

 

前回の記事で、「次回の記事は先日買ったAstrominxに挑戦した記事でも書こうと思います。」とか言ってましたね。あれは嘘だ。

昔書いた記事の供養を先にさせて下さい。次こそAstrominxの記事を書きます。

 

 

~2x2x2~

WCAパズルを順番に見ていくとしましょうか。

2x2で話すことはあまりありませんが、強いて言うなら2点交換でしょうか?

Tパームを回すとURFとUBRの2点交換になりますが、実際は内部に隠れているエッジパーツも移動しているので、ちゃんと3x3x3と同じ2e2cとなります。

となると、考えたことある人もいるかも知れませんが…

・2x2x2の内部パーツも色分けしたらどんなパズルになるでしょうか?

・余裕があれば追加でステッカーを貼り解いてみましょう。

 

~3x3x3~

実用的ではないですが、『J-parm method』をご存知でしょうか?

皆さん大好きPLLのJbのみを使って3x3x3を揃える解法です。もちろんセットアップは禁止です。では、これを応用して…

・T-parmのみで揃える『T-parm method』は可能でしょうか?

・また、J-parm methodと同じように、そのPLL一つのみを使って3x3x3を揃えることができるPLLは他に存在するでしょうか?

 

~4x4x4~

・4x4x4は一般的にセンターとエッジをペアリングして3x3x3と同じ状態に帰着させるのが一般的ですが、パリティが発生する可能性があります。なぜパリティが発生するのでしょうか? また、パリティの有無が決定する瞬間はソルブ中のどのタイミングでしょうか?

・4x4x4を3x3x3のようにLBLで解いてみましょう。

・4x4x4を2x2x2に帰着させて解いてみましょう。

 

~多分割~

・nxnxnをLBLで解くにはどういった手順が必要でしょうか? 余裕があれば、あなたの持ってる多分割の中で一番分割数が多いものをLBLで解いてみましょう。私は13x13x13でやりましたよ^^

・センターの位置関係まで区別する時(Megamorphix等の多分割MOD系)、センターを揃えるにはどういった手順が必要でしょうか?

 

 

~Megaminx~

メガミンクスのWikipediaを眺めていて初めて知ったんですけど、対面の色を同じにした6色版もあるそうですね。

ということで、TORIBOでステッカーを買って私も作ってみました。

 

素体はShengShouのAurora、ステッカーはこちらから購入できます。

store.tribox.com

 

・6色版メガミンクスは、同じ見た目のエッジパーツが2つあるので擬似的な2点交換パリティが発生することがあります。このパリティが発生した時、どういった手順を使えば効率的にパリティを解消できるでしょうか?

・絵柄つきキューブのように、メガミンクスのセンターの向きにも区別がついた場合、どういった手順を使えば他のパーツに影響を与えずにセンターを回転できるでしょうか?

 

~Skewb~

パズルを解くとき、大体はパーツの3点交換がメインになると思います。

・スキューブのコーナーパーツ3点交換は可能でしょうか?もちろん、他のパーツに影響を与えない純粋な3点交換です。

・コミュテーターを使って2CO手順を作ってみましょう。(Greg's Multi Cubeでかなり重宝するので覚えとくと便利かもしれません)

・スキューブのセンターの向きまで揃える際、センターが180°反転することはありますが、90°回転は存在しません。なぜ90°回転が存在しないのか、コーナーパーツのグループの性質から説明できますか?

 

~Pyraminx~

ピラミンクスメインでやってる人が言うのも変な話ですが、ピラミンクスってパズルとしての面白さは他と比べて低いと思うんですよね()

その分、頂点の指使いだとか、インスペクションでの先読みだとかの競技としての面白さはありますが…

せっかくなので競技でも使える実践的な問題にしましょうか。

・ピラミンクスのL4Eで2-flipは6種類あります。使って良い回転記号はU、R、Lの3つのみで全ての2-flip手順を作ってみましょう。ただし、全て8手(最小手数)の手順で作ってみて下さい。

 

~Square-1~

Skewbでも話した通り、パズルを解く際には3点交換をよく使いますが、Square-1ではLパームにより2点交換が可能です。

・なぜ2点交換が発生するのでしょうか?

 

~Clock~

私はクロック持ってないので誰か良い問題知ってたら教えてください。

そもそも、クロックのルールを知らなかったりします。ダイヤルを回して針を動かすのは想像つくんですけど、ボタン(?)はどういう役割なんですかね?押してる場所によって針の挙動が変わるんですか?(完全無知)

 

~あとがき~

ノリと勢いで書きましたが、「こんな問題どう?」みたいなのは絶賛募集中です。っていうか欲しいです。ください。

良い問題が見つかったら随時更新していこうと思います。

パズルとしてのキューブの楽しさを思い出してもらえたら幸いです。

それではまた、どこかの機会でお会いしましょう。ノシ

いわゆる『背水の陣』ってやつ?

~まえがき~

更新頻度がまた落ちてしまって申し訳ないです…

学生はこの時期忙しくて、ブログどころかキューブすらまともに触ってなかったりします。トリコンすらまともに参加しなくなってしまったの末期ですね。

 

少し前の話ですが、Twitterで挑戦してみてほしいキューブのリクエストを募集しました。

 

これはノリと勢いでやったのではなく、ちゃんと理由がありまして…

TORIBOストアでキューブを眺めながら「面白そうだなぁ」とか「今度買おう」とか色々考えてるんですけど、一部のパズルは「面白そうだけど難しそうだから、もう少し自力つけてから挑戦したいな…今はパスで…」みたいな感じで難しそうなやつは避けていました。

 

このままじゃダメだということで、他人にリクエストしてもらう形で挑戦したら逃げられないという自らを追い込むことで挑戦してみようという計画です。

 

お陰様で新しく3つのキューブに挑戦することになりました。

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先に断っておきますが、今回の記事はあくまでも「こんな事があったよ~」っていう日記的なもので解法解説の記事ではありません

もし「解法解説が欲しい!」という人がいたら遠慮なく言ってください。その時は別途で解説記事を書こうと思います。

 

 

~Directional Cube~

リンクに貼っている方はもう販売終了になっていますが、TORIBOステッカーが単体で販売されていたので購入。

ここだけの小話ですが、

 

購入時に数量を間違えて1枚しか注文していないことをメールを見て知る

数量を6に変更できないかとTORIBOにメール

差額をPayPalで支払うようTORIBOからのメール

PayPalを使ったことがないのでポイントから差額分を払えないかとメール

TORIBOポイントで支払い

 

という事がありまして…

TORIBOさん…お手数とご迷惑をおかけしました…本当にありがとうございます。

そんなわけで、皆さんも何かあった時のためにポイントは残しておいたほうが良いですよ。 注文確定する前にちゃんと確認しましょうね。

 

なんやかんやあって手に入れたDirectional Cube、購入したのはステッカーのみなので適当なキューブに貼る必要があります。Sheng ShouのLegendが余っていたのでそちらに貼り付け。

 

ステッカーも貼り終わり、いざ挑戦。

 

スクランブルすると、どの面がどの向きか分からなくなりそう…とか色々考えていましたが、そもそもステッカーを貼る段階で展開図とにらめっこしすぎて各面の模様の向きを覚えてしまいました。

2点交換・単体EOCOパリティは特に問題なかったのですが、センターの90°回転パリティ解消にちょっと苦戦…

回してる内にどこを揃えているのか分からなくなったりで疲れました…

なんやかんやで完成。

 

~Latch Cube~

さて、こいつが思いの外時間がかかったんですよねぇ…

「エッジを揃えてしまえば後はコーナーはコミュテーターで揃えて終わり。」

とか思ってた時期が私にもありました。

 

まぁ、そのエッジが揃わないんですよね。いや、本当に難しいんですよ…

回転制限系を私が全く触っていないのもありますが…思うように動きません。

 

男は黙って L B L !

結局、カッコつけてコミュテーター使うよりラッキーパターンが来ることを信じてLBLにしました。

 

なんやかんやでF2Lまで完成(※ここまで丸一日かかってます)

あとはLLですね。

今更後悔しても遅いですが、解いてる途中の写真を一切撮ってないので記憶を頼りに書いていきます。

たしかF2Lが終わった段階でsuneが残っていて、AUFをして回せそうな場所を見つけて R U R' U R U2 R' をやったらGcが残りました。

 

こ こ か ら が 地 獄 。

 

ここでGc回せたら楽だったんですけどね…現実はそう上手くいきません…

Lach Cubeは面によって回転の向きが変わるので、同じ手順でもAUF次第で4種類あり、AUFによって回せたり逆に回せなくなったりします。そのため、1つ手順が使えるかを実行するのも4倍の労力がかかる訳です。

別のOLLを組み合わせてLLのパターンを変えたり、AlgDbで使えそうな手順を模索し、最終的にはCube Explorerで手順探索もしました。(泣)

疲れました。もうやりたくないです。

これで攻略として扱うのは違う気がするので、気が向いたら(時間がある時に)ちゃんと手順開拓します。

誰か手伝って…

 

~Double Crazy Cube~

今回挑戦した中で一番時間がかかったのがこのmf8 Double Crazy Cubeです。

Crazy系本当に苦手なんですよ…単に触ってないだけですが。

 

唯一と言って良いCrazy系で攻略済みなのがWitEdenのSuper 3x3x3ぐらいですね。

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これはUD面の動きが同じなので扱いやすかったですが、今回のDouble Crazy Cubeはそう上手くいきません。

 

詳しくはTORIBOさんの商品紹介ページを見るのが早いと思います。

UD面、LR面、FB面それぞれのサークルの挙動が違うため非常にややこしいです。

どの面がどのサークルの動きになるかは個体差があるそうです。幸い私が買ったやつはTORIBOさんの商品紹介ページに書かれている挙動と面の色が一致していました。

 

さっそくスクランブル!……の前に、揃ってる内に色々良い手順がないか探してみます。

 

どんなキューブパズルでも、一定の手順を何度も繰り返すと必ずいつかは元の状態に戻ってきます(途中で回転制限に邪魔されない限り)。元の状態に戻ってくるまでに必要な繰り返す回数は、各パーツのサイクルの最小公倍数になります。

例として3x3x3を挙げると、R U R' U' という手順はエッジのサイクルが3、コーナーのサイクルが6なので、R U R' U' を6回繰り返すと元の状態に戻るということです。

 

では、もし R U R' U' を3回だけ行うとどうなるでしょうか?

日頃からキューブを舐め回すように触ってる皆さんなら簡単ですよね?

エッジだけが揃ったまま、コーナーだけが動いているはずです。

あとはこれにインターチェンジでDをつけると、

[(R U R' U')×3, D]

はい、これで URF DRF DFL の脳筋3-Styleの完成です。

スピードキューブならまだしも、別にタイムを計ってない変態キューブのコミュテーターなんて極論こんなやつでも十分です。

 

とりあえず規則的な動きを試してみて、上手いことパーツが単離したらコミュテーターに落とし込む。結局どれも同じなんですよ。

↑手順を模索している様子

 

そうやって手順を模索している内に、逆手順しくじって戻せなくなるまでがオチなんですけどね()

諦めてスクランブルしましょう。

 

どういった手順を使ったのか、思考過程等も書きたいですが、めちゃくちゃ面白いパズルなのでネタバレ防止のためにもあえてここでは言及しないことにします。

本当に楽しかったのでマジで買ってみて欲しいです。これの解法をネタバレしてしまうのは勿体なさすぎるっ…

 

気が向いたら個別で記事にするかも…?

 

 

品質もmf8のパズルにしては中々良好で、パズル愛好家の皆さんに是非オススメしたいです。

 

~さいごに~

結局、「こんな記事誰が読むんだ」っていう自己満足記事になりましたね…

まぁ良いじゃないですか(開き直り)。ブログなんて所詮そんなもんですよ。

 

(私が予定通りに動くかは分かりませんが、)次回の記事は先日買ったAstrominxに挑戦した記事でも書こうと思います。(まだ届いてないけど)

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これマジで欲しかったんですよね…

個人制作でしか手に入らないはずだったパズルが、こうして企業の目に止まって商品化されるのは嬉しい限りです。 いいぞもっとやれ

 

私としては、NathanWilsonさんのキューブが企業から量産・販売してくれたら本望です。

mf8さん、よろしくおねがいします()

www.youtube.com

 

 

 

 

難易度5って言うほど難しくない(大嘘)

まえがき

はい暇人(Twitter : @Pyraminx_tanoc)です。

あけましておめでとうございます。(遅刻)

 

今回も自由気ままにパズルを解いた時の話です。

 

前回の記事でも書いた通り、今回はmf8のBauhinia Dodecahedronに挑戦しました。

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実は去年買おうと意気込んでいた時期があったのですが、丁度自分が買おうとしたタイミングで品切れになってしまいそのまま放置してました。

TORIBO難易度5ってのもあって、その頃の私にはまだ買うのが億劫になってたのもあります。まぁ、今となっては私の敵じゃないですね。

 

パズルとしてのレビューとか諸々

まぁ、昔のパズルなので回転は重いです。

内部でパーツ同士が引っかかるのと、単純に摩擦感も強く感じました。一応初期状態からたっぷり潤滑剤が塗られていたのである程度回し込めばそれなりには良くなります。

あと小さいステッカーがめちゃくちゃ剥がれやすいです。替えのステッカーが一緒に入っていたのは高評価ポイントですね。

先に盛大なネタバレをしますが、Bauhinia DodecahedronはEitan's Starと内部構造が同じなので各パーツの交換手順がそのまま使えます

 

 

揃えていく

Eitan's Starと同じと書きましたが、具体的にどのパーツが対応しているのかを表にまとめました。

Eitan's Star Bauhinia Dodecahedron
コーナー センター
インナー 大インナー
エッジ 小インナー
(対応するパーツ無し)※1 エッジ
センター (対応するパーツ無し)※2

※1 : Radiolarianのエッジと対応

※2 : Bauhinia DodecahedronⅡのコーナーと対応

 

Eitan's Starと同じとは言えども、見た目が変わる分揃える順番も適宜変えていきます。

前回の記事のRadiolarianは各面の色を把握するためにコーナーを最優先で揃えましたが、今回はそれがセンターパーツに当たります。そのためセンターを揃える順番の優先度が低くなります。

 

なので今回はエッジを最初に揃えていきます。

エッジは、StarminxⅠRediminxと同じですね。D面から順番に下から揃えていけばそんなに難しくないと思います。私は最後の2EO手順忘れてたので少しグダりました。

 

Eitan's Starのインナーを揃える時、コーナーが崩れないようにする必要がありましたが、Bauhinia Dodecahedronには対応するパーツが無いので自由に揃えて大丈夫です。

エッジさえ揃ってしまえば、あとはEitan's Starと同じ手順が使えますね。大インナー、センター、小インナーの順番で揃えて完成です。

 

少なくともEitan's Starよりは簡単なハズなんですけど、如何せん回しにくいので思っていた以上に時間がかかりました…

時間(とお金)があれば、次はBauhinia DodecahedronⅡに挑戦してみようと思います。

余談ですが、mf8のEric Vergo Pentagramが欲しくてどうにかして買えないかと色々悩んでた時期があったのですが、そんな時にBauhinia DodecahedronⅡが発売されて「あっ!これ同じパズルじゃーん!」って気づいて嬉しかった記憶があります。だったら早く買えよ

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なんやかんやありましたが、これでTORIBO難易度5の未攻略はGem4Gear ExtremeLatch Cubeの3つとなりました。

 

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Gem4とGear Extremeはもう販売終了してるので正直諦めてます…

次回!暇人、Latch Cubeに惨敗! 乞うご期待!